
笠松競馬場 公式Twitterで採用担当者が内定者の投稿内容に公開説教していると話題になっています。
トレンドニュースになってしまっていたり、匿名掲示板にスレッドが立つなど、この問題の今後の動きが気になります。
ざっくりした内容は以下のとおりです。
採用内定者のSNS投稿に笠松競馬場が公開説教
岐阜県の笠松競馬場の採用内定者がSNSで「来月から笠松競馬場職員になる」「本採用になったら、はっちゃけたい」などと投稿。これに対し、笠松競馬場がSNS上で投稿の意図を問いただしたことで物議を醸している。
この採用内定者は、「来月から笠松競馬場職員になるので、皆様よろしくお願い致します」とTwitterに投稿。すると、笠松競馬場のTwitterアカウントは研修担当名で、「あなたは私の研修で何を聞いていましたか?ツイッターの個人アカウント上で公営競技に携わる公務員であることを世界に発信するリスクを、どよのうに考えているのですか?4月1日に面接を行いますので回答を準備しておいてください(ツイートを削除しないこと)」(原文ママ)と問いただした。採用内定者のSNS投稿に笠松競馬場が公開説教 「研修で何を聞いていましたか?」「はっちゃけの予告をされると警戒しかありません」|BIGLOBEニュース
問題になっているTwitter投稿一連の流れ
まず、採用内定者の方が
来月から笠松競馬場職員になるので、皆様よろしくお願い致します。
とTwitterに投稿。
その投稿に対する返信から採用担当者の投稿が始まっています。

そして、採用内定者のフォロワーの激励に対して、採用内定者が再度投稿。
採用担当者もそれに対してリプライ(返信)。



上記にもあるように、この流れを見た方の中では、“採用担当者は正しい”と思う方、“パワハラだ!”と感じる方…さまざまな意見が投稿され続けています。
※上記画像内、公式アカウント以外のアイコンやリンクなど、特定できる部分はすべて隠しています。
何が問題だったと考えられるか?
一連のやり取りの中の問題は2点あると思われます。
1つ目の問題は、採用内定者が競馬場の正式名称を公開してしまったこと。
最近のSNSにおける不適切動画問題もあり、きっと研修でも教えられていたハズです。
にもかかわらず、投稿してしまった採用内定者に不備があることはやはり否めません。
まして、競馬場職員は地方公務員なので尚更です。
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二つ目の問題は、誰でも見られる公開SNSの場で採用担当者が叱責してしまったこと。
ダイレクトメッセージ(DM)で叱責し、ツイートを消すように促せばこんな事態にはならなかったような気がします。

ダイレクトメッセージはTwitterのプライベートな側面を担っています。ダイレクトメッセージを使うと、ツイートなどのコンテンツについて、他の人と非公開の会話ができます。 ダイレクトメッセージについて
この採用内定者が、なぜ、競馬場職員を志望されたのかは不明ですが、過去のツイートを拝見すると、馬や競馬がお好きなようです。
せっかく内定をもらい研修にも参加しているのに、こんな事態になり驚かれているのではないでしょうか?
でも、今の世の中ではこのような事態になっても仕方なかった事案だと思います。
一連のツイートの中で驚いたこと



最近の事件や天災などのツイートのリプライでよく見る、テレビ局やテレビ番組スタッフからのメッセージ。
この問題もワイドショーなどで取り上げようとしているのでしょうか?
内定取り消しや内定辞退も考えられるこの問題。
有識者の方たちの意見も聞いてみたい気もしますが、テレビで報道されてしまうとなると少しデリケートな問題かもしれません…。