
厚生労働省 が毎月公表しているブラック企業リスト。


私も月1で見ていて、上記のように思っていました。
なんと!そんな思いを叶える“ブラック企業マップ”なるものが存在していました!
“ブラック企業”という言葉には敏感なハズなのに、“ブラック企業マップ”の存在を今まで知りませんでした。
リストもマップも必要のない世の中になるのが本当は良いのですが、まだまだ悪質なケースも多いので、転職を考えている人や就活生にとっては、とても意味のあるサイトだと思います。
現在就業中の方も、一度、検索してみてはいかがでしょうか?
ブラック企業マップとは?
社畜@ブラック企業マップ(@blackcorpmap) さんが日本全国のブラック企業を地図で可視化されたものです。



経営者に「ネットで晒されるかもしれない」という危機感をもってもらい、少しでもブラック企業に対する抑止力になればいいと思って、このサイトを作りました。
「ブラック企業マップ」で違法企業を見える化、運営者の思い「抑止力になれば」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
本当にその通りだと思います。
たくさんのブラック企業を渡り歩いてきた私は、社畜@ブラック企業マップ(@blackcorpmap) さんの想いがとてもよくわかりました。
上記インタビューの中でも語られていましたが、
ここに掲載されている企業は「氷山の一角」です。
だって、私が知っている企業は1社だけしか載っていませんでしたから…
しかも、そこは出向先。
出向先がこの状態だということは、私が勤めていた会社はそれ以下だったんだと思い、妙に納得してしまいました。
ブラック企業マップの掲載基準は?
ブラック企業マップは、厚生労働省が毎月公表している“労働基準関係法令違反に係る公表事案”に掲載されているデータを元に作成されています。
“労働基準関係法令違反に係る公表事案”に掲載されているデータとは、
いわゆる“ブラック企業リスト”と言われているものです。
ブラック企業マップは、このデータを元に、日本全国の地図上にドクロのアイコンでその所在地を表示しています。
厚生労働省が公表しているデータを元にしているだけに、とても信憑性が高いモノだと思います。
使い方や見方は?
https://blackcorpmap.com/ にアクセスするだけで、ブラック企業マップが表示されます。
新着情報 や 都道府県別 、 FAQ などのタブから情報を見たり、検索ができます。
上記でも述べたとおり、ブラック企業マップに掲載されているのは、あくまでも 厚生労働省 が毎月公表しているブラック企業リストの中の企業であり、労働基準監督署から労働基準法等違反で書類送検された企業のみです。
このサイトには ブラック企業リークス という項目もありますが、サイト運営者さまに負担を掛けてはいけないし、それで労働基準監督署からの監査が入るわけではないので、疑問を感じている方はやはり
管轄の労働基準監督署に相談するのが得策です。
私も何度かお世話になっていますが、労働基準監督署はそんなに敷居の高い場所ではありません。
毎日たくさんの方が相談に来られていますし、出向くことできっと気持ちが楽になると思います。
問題が解決するかはわかりませんが、悩んでいるなら行動してみることをオススメします。
さいごに
自分の経験からサイトを作成された 社畜@ブラック企業マップ(@blackcorpmap) さんは、素直に凄い方だと思いました。
“ブラック企業マップ”や“ブラック企業リスト”の存在によって、体質を改善していく企業が少しでも増えますように…。
企業の悪い体質によって、カラダや心を壊された方も多いと思います。
その存在は、やはり“悪”以外の何者でもありません。
いつかブラック企業が弱体化し、どの企業を選んでも問題なく勤務できる世の中になることを願います。