どうも。ありんこです。
渡る世間は“ブラック企業”ばかりなり。
『そう思っているのは、少なからず私だけではないよね…』くらいに思っていたのですが、先日読んだ記事で、結構そう感じている人が多い事に驚きました。

私が働いてきた職場は主に「流通・小売関連」or「サービス関連」「IT・通信関連」…


このアンケート結果を見て、そりゃ、いろんなブラック体験ができたワケだ…と今更ながら思っています。
できるなら、いらない体験はしたくはなかったなぁ…などと嘆いても後の祭り。
この業種を避けるのが得策とまでは言いませんが、就職や転職を考える時に参考にしておきたいですね。
「はたらこねっと ユーザーアンケート ―ブラック企業で働いたことはある?みんなの体験談と対策―」
総合求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するディップは8月29日、「はたらこねっと ユーザーアンケート ―ブラック企業で働いたことはある?みんなの体験談と対策―」のアンケート結果を発表した。
調査は6月5日~7月9日、はたらこねっとユーザー263人を対象にインターネットで実施。52%が「ブラック企業で働いたことがある」と回答していた。
ブラック企業と感じた業種は?
「ブラック企業と感じた業種」を聞くと、1位は「サービス関連」(23%)、2位「流通・小売関連」(16%)、3位「IT・通信関連」「医療・介護・福祉関連」(同10%)となっている。「ブラック企業で働いたことがある」半数以上が回答 「水を飲んでいるとサボり扱い。トイレも自由に行けなかった」 | キャリコネニュース
アンケートに答えたユーザーの内、半数以上が「ブラック企業で働いたことがある」と答えたって…
多くない?
はたらこねっとのユーザーって事は、仕事を探している人たちなのかな?
2人に1人が、ブラック企業経験者ってこと?
ブラック企業の定義というモノに曖昧な部分はあるにしても、この数字はやはり多いと思います。

と思う人がいるかも知れませんが、それは個人が決めること。
我慢する人は、我慢する道を自らが選んでいるのですから。
はたらこねっとユーザーが「ブラック企業」であると感じた理由
「ブラック企業」であると感じた理由の1位は、「募集内容と実際の雇用条件・待遇が異なっていた」となりました。
2位に同率で「充分な研修がされないまま仕事を任される」が36.5%で3位、「残業代が支給されない」が34.6%で4位、 「上司、上層部のコンプライアンス意識が低い」が33.8%で5位となっています。ブラック企業で働いたことはある?みんなの体験談と対策!|みんなの声レポート |はたらこねっと
どれもあるあるですね😑
2位の充分な研修がされないという部分ですが、研修自体がとんちんかんな会社もあったりします。
その研修を決めている上司や上層部の意識がズレているという点は、4位の上司、上層部のコンプライアンス意識が低いの部分にも関係していますね。
これは後に書く、ブラック企業の特徴の中の“2年目や3年目等の若い先輩がいない”や“説明会等で社長が精神論を振りかざしてくる”なども同じことだと思います。
私が過去に受けた研修のひとつに、“心で伝える”という一貫して意味不明な内容だった研修がありました。
その研修内容を持ち場に帰ってスタッフたちに落とし込む事を、研修後一週間の課題とされましたが、研修を受けたメンバーからは


という声が口々にあがりました。
案の定、一週間後、研修内容がスタッフに伝わっていない事に上司たちが怒りだし、研修を受けたメンバーの評価が下げられました。


表立っては言わないけれど、みんなの意見はこんな感じ。
休憩や公休もとれない状態の中で、それぞれが時間をやりくりして参加しているのだから、
実のある研修をしてくれ!
本当にそう思いました。
しかも、その時の研修は1泊だったので、会社としてどれだけ無駄な時間と経費を使うのか…
先行きが不安になりました。
現場から外れてしまっている上司や上層部の意識が“昭和”
昭和生まれの私でさえそう感じる程、昭和で時が止まってしまっているブラック企業(某ショッピングモール内の数多く出店しているアパレル会社)の研修体験談でした。
あっ…話が横道に逸れてしまった様な…💧
元に戻しますね😊
募集内容と実際の雇用条件・待遇が異なっていても違法ではない?
上記はたらこねっとの記事は更に続きます。
実は、1位となった「募集内容と実際の雇用条件・待遇が異なっていた」という点は、 厚生労働省によれば、明確には「違法ではない」ではありません。(※原文まま)
下記は厚生労働省のHPからの抜粋ですが、就業前に提示される労働条件と実際に働く条件の相違は認められていませんが、 募集内容はあくまで「目安」という位置づけ。それゆえに、こういったトラブルが多く発生してしまうのかもしれません。
ただ、違法ではないからといって募集内容と実際の雇用条件・待遇が異なることは許されるべきではありません。
求人サイトや募集企業は正しい求人広告掲載に努めていくことが求められます。
入社後、現実がハローワークや求人誌に提示されていた条件と違っても、明確には違法ではないそうです。


実際に私も、その経験をしましたが…
てっきり違法だと思っていました!
美味しいエサで人を釣る。
そういやぁ、以前勤めた会社でも

って言ってたコワモテなんちゃって社長がいたなぁ~と、今、思い出しました。
※人を見る目がなかったありんこが、その会社で体験したことはまた後日書きます。
ブラック企業かどうか見分ける方法ってあるの?
ブラック企業の特徴として、以下のサイトを見つけたので、自身の経験を踏まえて検証してみようと思います。
① 離職率が高い。
② 2年目や3年目等の若い先輩がいない。
③ いつも求人を出している。
職業安定所や新聞求人広告等に1年中「従業員募集」の広告が出ている。
④ ネットの口コミを確認するとブラックな評判がたっている。
⑤ アルバイトの比率が高い。
⑥ 社員数に対して求人数が多い。
⑦ ホームページが簡素で陳腐。
⑧ 給与が相場より異常に高い。
⑨ 説明会等で社長が精神論を振りかざしてくる。
⑩ 面接のハードルが異常に低く、面接当日に採用される。
⑪ 試用期間が異常に長い。
⑫ 一族のワンマン経営である。
⑬ 労働雇用契約書を発行しない。
上の項目の③いつも求人を出している・⑥社員数に対して求人数が多い・⑧給与が相場より異常に高い・⑩面接のハードルが異常に低く、面接当日に採用されるの5項目はすべて①の離職率の高さに関係しています。
特に、⑧の給与が相場より異常に高いについては、高確率で嘘だと思った方が良いです。
その他の②2年目や3年目等の若い先輩がいない・⑤アルバイトの比率が高い・⑨説明会等で社長が精神論を振りかざしてくる・⑪試用期間が異常に長い・⑫一族のワンマン経営である・⑬労働雇用契約書を発行しないは人が会社を辞めたくなる要因でもあります。
②2年目や3年目等の若い先輩がいないという点は、2年目や3年目等の若い先輩しかいないという場合も有り得ます。
新しく入社した人が続かず、古株さんしか残っていないのか or どんどん人が入れ替わり、古株さんが少ないのか…
どちらにしても、何か問題がある為、人が定着しないと考えられますね💡
④ネットの口コミを確認するとブラックな評判がたっていると⑦ホームページが簡素で陳腐に関しては、口コミサイトや会社の職種によると思います。
最近は“転職~”や“みんなの~”等、さまざまなサイトがありますが、私がいた会社の口コミは、ほぼ当たり障りのない投稿ばかり掲載されているのが現実です。
⑦ホームページが簡素で陳腐に関しては、IT関係の企業なら立派なホームページを作ることができちゃいますしね😏
例を出して言うと、私が勤めていた悪徳会社のホームページは、それはそれは素晴らしく立派なホームページです。
おまけに口コミサイトの投稿は削除されています(※以前は少しは投稿があったにもかかわらず)
私は投稿したことはありませんが、その内容を読むためにサイトに登録していたりします。
比較的、正直に掲載されていると思うのはキャリコネかな?と思います。
ネットの口コミは信用できるのか?
上記、④のネットの口コミを確認するとブラックな評判がたっているに関してなのですが、ネットの口コミサイトは比較的良いように書かれている事が多いと感じます。
なぜなら、多くの口コミサイトの利用規約では、誹謗中傷や批判などが禁止されているからです。
良い事ばかりが書かれている投稿は、人員不足の会社の人間の投稿かもしれないし、批判する内容の投稿は削除されている可能性もあったりします。
転職などの口コミサイトが全く信じられないという事はないですが、悪い事はほぼ書かれていないと思って参考程度に読む方がいいと思います。
それでも、時には
えーっ!ありえないっ!!
と思う様な内容が書かれていることもあります。
でも、それさえも8割くらいは、差し障りなく書かれていると思ったら…
その会社がどれほど酷いかわかると思います😶
まとめ
・「はたらこねっと ユーザーアンケート」で「ブラック企業で働いたことがある」と回答した人は、ユーザー263人の内、52%いた。
・「ブラック企業」であると感じた理由の1位は、「募集内容と実際の雇用条件・待遇が異なっていた」。でも、それは明確な違法ではない。
・「ブラック企業と感じた業種」の1位は「サービス関連」、2位「流通・小売関連」、3位「IT・通信関連」「医療・介護・福祉関連」だった。
・ネットの口コミサイトは参考程度にする。
いずれにしても、入社前にブラック企業かどうかを見極めるのは非常に難しいと思います。
ただ私が思うのは、面接時や応募時に
何かがおかしい…???
と感じたら、ほぼ間違いなくその会社には自分に合わない部分が多かれ少なかれあると思った方がいいという事。
ストレスを溜めず、長く働く事ができる職場を見つける為に、最初の一歩こそ慎重に進めていきましょう。