食事は運転中におにぎりのみ…悲しすぎる男性ドライバーの過労死

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食事は運転中におにぎりのみ…悲しすぎる43歳 男性ドライバーの過労死

 コンビニに商品を配送するトラック運転手の男性が、長時間労働が原因で死亡したとして、長野労働基準監督署が労災認定していたことがわかった。

労災認定を受けたのは、長野県千曲市にある運送会社でコンビニに商品の配送などをしていたトラック運転手の男性(当時43)。代理人によると男性は今年1月、上田市のコンビニに配送した直後、駐車場で倒れているのが見つかり、その後、心臓から全身に血液を送る最も太い血管が破裂する「急性大動脈解離」を発症し亡くなったという。

時間外労働は最も長い月で1か月間に130時間以上にのぼり、亡くなる前の6か月の平均は月110時間を超えていて、過労死ラインとされる月80時間を大幅に超えていたという。また、男性は十分な休憩もとれず、運転しながらおにぎりを食べていたという。

コンビニ配送のトラック運転手、過労死認定|日テレNEWS24

コンビニ配送の運転手さんの印象

私もコンビニで働いていた事がありますが、配送の運転手さんはどの方も明るく、そして優しかったのを覚えている。

時間に追われ、各店の半端ない物量を次々と届ける。

渋滞している日があるにもかかわらず、なんとか納品時間に間に合わせようと、走ってきてくださっているのがアルバイトの私にもよく伝わってきた。

配送業は、肉体的にも精神的にもとても大変なお仕事だと思う。

上記ニュースの43歳男性も、きっと真面目な方だったのだろう…。

“仕事を投げ出さず、逃げない”

そんなお人柄が窺える感じがする。

亡くなった男性のお母さんのコメント(全文)が悲しすぎる

《今回、私の息子が急性大動脈解離で亡くなったことについて、労災申請から4カ月余りで、労災認定されたことにつき、長野労働基準監督署に感謝申し上げます。私が労災申請したのは、息子が生前帰宅する時間が大変遅く、深夜の3時頃に帰ってくるなど大変そうな仕事の様子を母親として案じていたからでした。

息子は、コンビニエンスストアに商品を配送する物流会社のトラック運転手として長野県内をトラックで駆け回っており、食事をとる時間もないくらい多忙でした。私は、息子の出勤日には、毎日おにぎりを2個握って持たせてやっていました。息子の話ではご飯を食べる時間がとれないくらい忙しいということでした。おかずも持たせてやりたいという気持ちもあったのですが、息子から、「運転しながらだとおかずは食べることができないから」と言われたので、持たせていませんでした。

息子は、配送ドライバーとして働くようになってから、常に疲れた様子でいましたし、表情も暗かったことを覚えています。腰と足が疲れるようで、息子が腰をおさえている様子を見たことがあります。息子は、どんどん痩せていっていました。会社に入社したころ(平成28年3月)には67kgくらいあった体重が、7カ月程度(平成28年10月の健康診断)で59kgくらいにまで減少してしまっていました。息子は、貨物の配送中に倒れ、救急搬送されましたが、私が病院に駆けつけたときにはすでに息を引き取っていました。

息子は、寡黙でしたが、働き者で、優しい性格でした。おとなしく、いつも控えめだったと思います。そんな息子に二度と会えないと思うと残念でなりません。

現在、過重な労働によって健康を害したり、ときには息子のように命を落としたりする方が他にもいることを悲しく思います。企業による労務管理の改善、国の企業への指導のあり方の改善を切に願います。》

「息子はどんどん痩せていった」食事は運転中におにぎり、43歳コンビニ配送ドライバーが過労死認定

過酷な時間外労働や休憩すらもとれていない事を知りながら、息子さんが疲れていく姿にきっとお母さんはひどく心配されていたことでしょう。

結果、大切な息子さんを亡くされ、本当に無念だったと思う。

現在、過重な労働によって健康を害したり、ときには息子のように命を落としたりする方が他にもいることを悲しく思います。企業による労務管理の改善、国の企業への指導のあり方の改善を切に願います。

上記コメントの最後の言葉…

この運送会社は、これから本当に労務管理を改善していくのでしょうか?

この状況に至るまで、知らなかったワケではなかったと思う。

人が亡くなってからでは遅すぎる!

以前から心配されていたご家族やまわりの方たちの悲しみは計り知れません。

未払い残業代が支払われたって、反省や改善の言葉を並べられたって、この方は帰ってはこないのだから…

このニュースに対するさまざまなコメント

結局何人労働者が犠牲になろうが、
経営者の意識が変わらなければこれからも更に犠牲が出るだろう。
というか経営者だけでなく、一部の労働者の意識も、
経営者に都合よく洗脳されているような状態だから、
一向に状況が改善しないのだと思う。

日本人は怠けることを異様に嫌う
しかし、怠けることで余裕が生まれ、余裕は幸せを生む
そのことは知っておいてくださいね
真面目・勤勉というのは、いいことばかりではない

会社に洗脳されてはダメだ
日本人は心も頭も空っぽだから、「カイシャ」の論理をそのまま常識として取り入れてしまう
しかし、そんなもんは常識でも何でもない
血の通わないロボットになってはいけない

気づいている人は、気づいてる。

勝ち負けの問題ではないけれど、時には“逃げるが勝ち”な場合もある。

24時間営業しているコンビニはとても便利だけれど、果たして“24時間”開いている必要はあるのかな?

コンビニがなかった頃から生きている自分としては、とても考えさせられた。

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