「給料が少ない」という不満が、会社を辞める理由(退職理由)のランキング1位だった件

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今の仕事を辞めたいと思う時、その理由はひとそれぞれだと思います。

でも、本当にその理由で辞めてしまっていいのか?

内心、悩んでしまったりするのが本音ではないでしょうか…

給料が少ない!

その不満が引き金になって突発的に会社を辞めてしまう前に、現在の自分の給与状況を落ち着いて分析してみるというのはいかがでしょうか?

退職理由の本音ランキング

先日、 社会人のための転職サイトであるリクナビNEXTで転職経験者100人に退職理由の「本音」と「タテマエ」を調査した“転職理由と退職理由の本音ランキングBest10”という記事を読みました。

1位 :上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位 :労働時間・環境が不満だった(14%)
3位 :同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位 :給与が低かった(12%)
5位 :仕事内容が面白くなかった(9%)
6位 :社長がワンマンだった(7%)
7位 :会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)/社風が合わなかった(6%)/キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)転職理由と退職理由の本音ランキングBest10|転職ならリクナビNEXT

上記のランキングは2007年のデータをもとに作成されています。

2007年というと、もう随分前です。

そこで、私が思ったのは

ありんこ
時代が流れて、その理由は変わってきてないの?

ということ。

早速、ワードに“2019年”を追加して検索してみました。

現時点では、これより新しいデータが見つけられなかったので、2018年のランキングを紹介してみます。

退職を考え始めたきっかけ ランキング

「退職理由」について|【エンジャパン】のエン転職

1位: 給与が低かった
2位: やりがい・達成感を感じない
3位: 企業の将来性に疑問を感じた
4位: 人間性が悪かった
5位: 残業・休日出勤など拘束時間が長かった
6位: 評価・人事制度に不満があった
7位: 自分の成長が止まった・成長感がない
8位: 社風や風土が合わなかった
9位: 体調を壊した
10位:やりたい仕事ではなかった

以下、「業界・企業の将来性が不安だった」「結婚・家庭の事情」「他にやりたい仕事ができた」「待遇(福利厚生等)が悪かった」…などの理由が続きます。

上記のデータの中で気になったのが、1位とされている「給与が低かった」という理由です。

本当にその理由だけで辞めてしまっても良いものなのでしょうか?

まず、自分の給与が最低賃金を下回っていないかチェックしてみよう!

労働基準法の中には“最低賃金(労働基準法 第28条 最低賃金法 第4条ほか)”という項目があります。

(最低賃金) 第28条
賃金の最低基準に関しては、最低賃金法(昭和34年法律第137号)の定めるところによる。
(最低賃金法 第4条)
使用者は、最低賃金の適用を受ける労働者に対し、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならない。
最低賃金法

ありんこ
なんか、よくわからない…
私の今の給与は最低賃金以上なのかな…?
よしこchan

最低賃金とは?と思われる方も多いと思いますが知っていて損はない知識だと思います。

最低賃金の基礎知識

最低賃金の種類には、各都道府県ごとにすべての労働者及び使用者に適用される“地域別最低賃金”と都道府県ごとに特定の産業に従事する労働者及び使用者に適用される“特定最低賃金(産業別最低賃金)”があります。

“地域別最低賃金”と“特定最低賃金”が同時に適用される場合は、高い方の最低賃金額以上の賃金を支払わなければなりません

派遣中の労働者は、派遣先の事業場に適用される最低賃金が適用されます。(最低賃金法 第13条、18条)

もし、給与が少ないと思っているなら、一度下記を参考にして計算してみることをオススメします

最低賃金との比較方法(計算式)

時間給の場合:時間給≧最低賃金額(時間額)

日給の場合 :日給÷1日の平均所定労働時間(時間額に換算)≧最低賃金額(時間額)

月給の場合 :月給÷1か月の平均所定労働時間(時間額に換算)≧最低賃金額(時間額)

上記3つが組み合わさっている場合
例えば、基本給が日給で、各手当(職務手当など)が月給の場合は、
① 基本給(日給)→上記“日給の場合”の計算方法で時間額を算出
② 各手当(月給)→上記“月給の場合”の計算方法で時間額を算出
③ ①と②を合計した額≧最低賃金額(時間額)

ただし、臨時に支払われる賃金(結婚手当など)や1か月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)は、最低賃金の対象とならないので算入せずに計算することが必要です。

よしこchan
基本給(月給)が127,000円+25,000円(職務手当)+8,000円(通勤手当)の合計160,000円で働いているんだけど…
1か月何時間働いているの?
ろうむkun
よしこchan
160時間くらいかな?
160時間として計算すると
合計の160,000円から通勤手当の8,000円を引いて
それを160時間で割った950円になるよ
ろうむkun
ふみこchan
私は基本給(日給)5,000円で1日8時間×20日+24,000円(職務手当)+8,000円(通勤手当)働いているんだけど…
1か月の総労働時間は160時間になるから
基本給(日給)の5,000円を8時間(1日の労働時間)で割ると625円。
24,000円(職務手当)÷160時間(1か月の平均所定労働時間)で割って150円。
625円+150円で775円になるよ
ろうむkun

働いている以上、自分の賃金は最低賃金を下回ってないかを知っておくことはとても重要です。

よければ、一度計算してみてくださいね。

日本全国の地域別最低賃金一覧

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給与が低いという理由で、会社を辞めてしまってもよいのか…

自分のスキルがおぼつかないのに勘違いしてしまっている場合は別として、給与が低いという不満は誰にでもありがちなことだと思います。

でも、上記で自分の給与を計算した結果、最低賃金を上回っている場合は、会社を辞める理由としては少し危険だと思います。

その理由は、何もない今の状態で他の会社に行っても、同じ不満を持ち退職するハメになりかねないからです。

給与を上げるために今何をするかを考えて行動する方が、先々退職することになっても希望が叶えられる確率は高くなります

スキルアップを図ったり、やりたいことや興味があることを探してみたり…

それをすることは、次の転職に生かされます

自分の生活において、現在の給与額が少ないと感じているなら、まずスキルアップして現在の職場で再度給与アップに挑戦してみる。

キャリアアップして別の職場を探してみる方が次のステップに繋がります。

給与面での不満がある気持ちはとてもよくわかりますが、その理由だけで退職を決意してしまっていいのか、もう一度自分に問いかけてみることも必要ではないかと思います。

あとがき

給与が低い”という理由のみを退職理由として文章を進めてきましたが、給与面に加えて“人間関係の悪さ”や“やりがいが感じられない”などの精神面での不満、また“職場環境が悪い”とか“労働時間が長い”などの体力的な不安労務管理に問題があるのなら、もうそれは退職する時だと思います。

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